虫けらが書かせて頂く商品レビュー
「人類の生物学的な進化は終わった」という説すらある中、健気にも成長を模索しているあなた!Flying Tiger Copenhagenによる「ぐるぐるメガネ」はいかがでしょうか。
虫の方向
本商品では、小さなレンズをハニカム状に並べることで複眼を再現しています。
↑レンズを通して見える対象物
昆虫の目は球状なので視野が非常に広範囲です。
ぐるぐるメガネのレンズはフレームで遮られてしまうことと、装着者の本来の目が360°viewに対応していないがために視界の拡大はさほど期待できません。
しかし、いつか本物の複眼を手に入れる時のための基礎練習にはなるのでないでしょうか。
密かに虫になる
ぐるぐるメガネを着用したまま数時間過ごしてみました。
最初の内は距離感が掴めず、物の数を数えることが困難です。
車に乗り車窓を横目に見れば景色は歪みます。視界の中心が膨張が酷い。
しかし、そのまま生活を進めていくと変化が!
焦点が定まり、階段さえ登れるようになりました!
気を抜くとすぐ像が分裂してしまいますが、段々と慣れてきたのですね。
自分の脳の進化を感じます。
とはいえ外出は控えましょう。外は虫にとって危険がいっぱい。
特に駅など、ホームに転落する可能性あり。
本商品はファッション性にも優れ、どんな服装にでも合います。普段は首にかけたり、頭に乗せたりアクセサリーとして。
安全を確認できる場所に来たらメガネとしてご使用ください。
ど根性猿人
キューブリック監督「2001年宇宙の旅」ではモノリスによる人類の進化が描かれています。
やはり宇宙に進出すれば、それに伴う知能の高度化が起こるのかもしれません。道具の使い方を覚えた時のように。
されどこの地球を覆う海の85%が未解明のままだといいます。
我々の生まれた星でも、まだまだ新しい境地が拓けるでしょう。
なんという希望。